2018年2月14日水曜日

静夜思(せいやし)

かつて月光の下で、どこにもいない自分を感じたことを思い出します。
部屋の窓から差し込む月明かりがあまりにも白く美しかったので外に出ると、空の遠くに蒼い月が見えました。

今日の詩:静夜思
イメージです

静夜思
(せいやし)

牀前月光を看る
(ベットの前に射し込んだ月明かりをみる)

疑うらくは是れ地上の霜か
(霜と疑うほどの白さ)

頭を挙げて山月を望み
(山月を見上げれば)

頭を低れて故郷を思う
(うつむき故郷を偲ぶ)

李白 701-762
四川省

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