2018年2月12日月曜日

鹿柴(ろくさい)

今日は3つの漢詩を上げます。
先の「春暁」そして残り「鹿柴」と「竹林館」です。
これで今日読んだ詩に追いつきます。
イメージです

鹿柴
(ろくさい)

空山人を見ず
(ひっそりとした人気のない山)

但 人語の響きを聞くのみ
(わずかに人の声が聞こえてくる)

返景 森林に入り
(夕日が深い林の中に射しこみ)

復 青苔の上を照らす
(濃い緑の苔を照らしている)

王維 701-761
山西省

ひっそりとした静かな山に、夕日が射し込んで・・
稀に美しい風景はまるで永遠であるかのように感じます。
鹿柴:鹿を飼うための囲い

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